多くの夫婦は恋人としての交際期間を経て夫婦になっていく訳ですが、夫婦になって生活を共にするとだんだん以前の関係とは違ってきてしまいます。
- 会話が減り喧嘩が多くなる
- 自分の思っている通りに行動してくれずイライラする
- 「お願い」よりも「文句」が多くなる
恋人関係の時点でこんな状態になったら「倦怠期」と言う便利な言葉で片を付けて、一度距離を置いてみるなんて言う方法もあるかもしれません。
しかし、夫婦として生活しているとそんなに簡単には行きません。子供が居たら尚更です。
そんなイライラでぎくしゃくしていた僕ら夫婦にそこそこの円満をもたらしてくれた方法を紹介します。
自分の考え方を変える
「何でお前はいつもそうなんだ!」
「何で俺の考えている事を分かってくれないんだ!」
など、夫婦生活しているとたくさんのイライラが襲ってきます。
でもこれ、冷静に考えてみれば当然の話です。
育ってきた環境や習慣の違いがその原因にあるからです。
このイライラには一つだけ解決策が有ります。
自分の考え方を変える事です。
考えてもみてください。夫婦生活を始めて1,2年で完全に自分を理解して行動して貰うなんてのはそもそも不可能です。
例えば僕の場合、自分を育ててきてくれた母親に対してもイライラする事があるのにそれ以上の事を嫁さんに求めるのはハードルが高過ぎると思いませんか?
なので時間効率や実現性で考えても、相手の考え方を変えるよりも自分の考え方を変える方が格段に効率的で現実的なのです。
自分の尺度で語らない
嫁さんや旦那さんに対するイライラの原因は
「自分の思っている通りに動いてくれない」
と言うたぐいのものがほとんどだと思います。まぁ、こんなのは当たり前です。
あなたにとっての「普通」は、相手にとって「普通では無い」のです。
繰り返しになりますが育ってきた環境・習慣の違い、更には性格や血液型まで、嫁さんや旦那さんとの違いなんて腐る程有ります。
自分と同じ考え方が出来る訳が無いんです。
だからイライラする必要なんてまったく無いんです。
つまり、わざとあなたにとっての「普通」の行動を取ってくれないのでは無いです。嫁さんや旦那さんはあなたにとっての「普通」を知らないだけなのです。
なのでいくらあなたが怒っても、相手にはなぜ怒っているのか理解できません。怒るだけ無駄です。
「言わなくても分かるだろう!」が通用しないのはお分かり頂けましたよね?
嫁(夫)の行動を理解する努力を
自分の気に入らない行動を相手が取った場合、相手にも理由があるはずです。
「嫁にとっての普通」を知る為にも考え方を聞き出す必要があります。
しかし、頭ごなしに「何であんな事をしたんだ!?」なんていう言い方は、喧嘩のゴングになってしまうので注意が必要です。
まずやるべき事は「嫁(夫)の行動を理解しようとする事」です。その上で自分の考え方を伝えます。
例えば、テーブルの上に常にリップクリームを置いている我が嫁。僕は基本的にテーブルの上に余計なものは置きたく無い主義です。そんな時
これ邪魔だからどっかしまえよ!
と言うよりも
リップクリームは良く使うからテーブルに置いておくと便利なのは分かるんだけど、テーブルの上は綺麗にしておきたいからどこか取り出し易い所にしまっておいて貰っても良いかな?
と言った方が僕の主張が通せる確率は上がります。この言い方で反発されたら普段の自分の行いを反省するしかありません(笑)
※ちなみに赤文字部分が「嫁の行動の理解」、青文字部分が「自分の考え方」です。
一緒に考える習慣をつくる
とは言え、常に気に入らない事に関して嫁(相手)の考えを理解して、言い方を考えて・・・と言うのはとてもエネルギーを使います。
しかし「考える」事で相手とのコミュニケーションが円滑になれば、消耗するエネルギーはイライラが原因の喧嘩よりも軽くて済みます。
また、慣れてくればそこまで大変な事では無いです。
声のトーンだったり、言葉の使い方で相手には「自分はあなたを理解しようと努力している」と言う事が伝わります。つまり、イライラしている話し方では無くなります。
お互いにイライラが無くなれば会話が増えます。
そして会話の中で「相談」も増えていきます。
勝手に気に入らない事をされてイライラする機会が減ります。
一緒に考え、話し合う事によってお互いの理解が深まり、円満な関係になれます。
夫婦はお互いを映す鏡
これはハリウッド俳優ブラッド・ピットさんの言葉です。
自分が愛をもって相手に接すれば、愛をもって返してくれる。
と言う意味です。離婚しちゃいましたけど。
イライラしたまま相手にぶつかればイライラはそのまま自分に返ってきます。愛情をもって接すれば愛情をもって返してくれる。実際、僕もかなり思い当たるところがあります。目からうろこです。
この考え方を頭の片隅にでも入れておければ、例え喧嘩になってしまっても自分の言動にも問題があったと思える様になるはずです。
「7つの習慣」でさらなる強化を
以上の考え方は「7つの習慣」と言う本に影響を受けています。
ビジネス本として良く紹介される本ですが、僕はむしろ家庭や人間関係を円満にする方法としての読み方が適していると思っています。
著者のコヴィーさんも家庭が上手く行かなくて困っていた時に7つの習慣を実践しています。(本の中で自身の家族の成功例を多く挙げています)
読み終わった後には何でもかんでも上手く行く様な気分になりますよ(笑)
一度手に取ってみる事をオススメします!
まとめ
落ち着いてこの写真を見てくださいよ。
あなたたち夫婦も結婚した当初はお互いにラブラブだったんですよ!相手を嫌いなわけじゃないんですよ。ただ自分の思い通りにならなくて感情的になっているだけです。
ってことで、僕なりの夫婦円満方法を書いてみました。
これだけ得意げに語っていても夫婦喧嘩が無くなる事は有りません。しかし、以前よりも仲の良い夫婦にはなれたとは思っています。
最後まで読んで頂きありがとうございました!あなたの悩みも解決される事を願ってます!
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