子供の写真にはキャノンEOS 8000Dで充分だった(EOS 80Dと比較)

一眼レフ

あなたが近々Canonデジタル一眼レフカメラの購入を考えているのであれば「EOS 8000D」は選択肢に入ってくるのではないでしょうか?

発売から1年が経ちEOS 80Dの発売もあって、EOS 8000Dは益々買いやすい値段になってきています。

ただ、どうしても気になってしまうのがEOS 80Dの存在。

「最新機種じゃないと良い写真は撮れないんじゃないか・・・。」

いえいえ、そんなことありません!

「EOS 80D」よりも安い値段で購入が出来る「EOS 8000D」は充分な機能を備えていると言う事を書いていこうと思います。

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子供の写真を撮るには充分なカメラEOS 8000D

僕は子供が産まれたら「たくさん良い写真を残しておきたい!」と思っていたのでデジタル一眼レフカメラを購入しました。

購入したのは2015年11月の事です。

当時、EOS 70Dの後継機種であるEOS 80Dが発売されるのでは無いかと噂はありました。

そりゃめちゃめちゃ悩みましたよ。
機能が良い方が後々買って良かったと思えるに決まってますもん。

しかし、それを待っていたら子供の出産には間に合わなかったのでEOS 8000Dを購入した訳です。

 

ですのでこの半年間は子供の写真をひたすら撮り続けました。

結果「子供の写真を撮る」には充分なカメラでした!

EOS 8000DとEOS 80Dのスペック比較

最新機種でEOS 8000Dよりもスペックが良いEOS 80Dで悩んでいる人も多いかと思います。

まずはEOS 8000DとEOS 80Dのスペックを比較しておきます。

EOS 80D EOS 8000D
有効画素数 約2,420万画素 約2,420万画素
測光センサー 7560万画素RGB IR測光センサー 7560万画素RGB IR測光センサー
常用ISO感度 100-16000 100-12800
連写 7.0コマ/秒 5.0コマ/秒
動画記録サイズとフレームレート Full HD 60P Full HD 30P
測距点 45点全点クロス 19点全点クロス
ファインダー視野率 約100% 約95%
ファインダー倍率 約0.95倍 約0.82倍
重量
(CIPAガイドラインによる)
約730g 約565g

重量欄の「CIPAガイドラインによる」と言うのはバッテリーとメモリーカードを搭載した状態の重量である事を示しています。

ざっくりとした比較表ですみません。各項目の優れていると思われる方の背景をオレンジ色にしてあります。

EOS 8000Dはエントリーモデルの最上級、EOS 80Dはハイアマチュアモデルの一番下。機能的にはEOS 80Dの方が優れています。

また、操作系に関してもEOS 8000DはEOS kissシリーズに近く、EOS 80Dはその他ハイアマチュアモデルに近いです。

重量は約165gだけEOS 8000Dの方が軽いです。

165gっていまいちぱっとしませんよね・・・。

iphone 6 Plus(大きいやつ)が172gらしいので、ざっくりiphoneが1個分って事でイメージわきますでしょうか?

 

EOS 8000Dで充分だと思う理由

それではここから本題です。

EOS 8000Dで充分だろ!ってところをつらつらと書いていきたいと思います。

ぶっちゃけ既にハイアマチュアモデルを使っている人はメイン機としての選択肢にEOS 8000Dは入ってこないのではないかと思うんですよ。

「キャノンのデジタル一眼レフカメラ欲しいなー。でもkissは嫌だなー。」と言う人をターゲットにしていると言う意見が多数みられます。

EOS kissよりもちょい高いお値段でハイアマチュア気分で撮影できる上位エントリー機種。それがEOS 8000Dです。

大前提として、機能的なところではハイアマチュアモデルに至らないのは当然。
なので、その機能が必要なのか?と言う観点で見ていくのが一番しっくりくる選び方だと思います。機能だけ見ていくときりが無いですから。

この記事を最後までお読み頂ければ「EOS 8000Dで良いじゃん」ってなると思います。そして、恐らく今の僕と同じ考えの方が多かったせいで「EOS 80Dはコケた」とか言われているんじゃないですかね?あんまり売れて無いらしいです。ソースは風の噂。

それでは書き出してみます。

測距点は多くなくて良い

抱っこされている子供を撮影すると、上手く顔にピントが合わないと思った事はありませんか?

写真を見返した時に気付く事が多いのですが、抱っこしている人の顔や腕にピントが合ってしまっている事が多くありました。

これは「自動選択AF」を使用していた事が原因です。

自動選択AFはレンズから近いものを優先的にフォーカスしてしまう事が多いみたいです。なので、微妙に赤ちゃんの顔がボケてしまったりする訳です。

僕のオススメはど真ん中1点AFです。

ちゃんと取りたい被写体にピントを合わせる事が出来るので、肝心の子供の顔がボケると言った事が少なくなります。

なので、基本的に僕は測距点は1点しか使っていません

そもそも、フルサイズハイアマチュアモデルのEOS 6Dだって測距点は11点なのだから、少なくても少ないなりに何とかなります!

EOS 80DとEOS 8000Dでは測距点の数が倍以上違いますが、ここは問題にはならないのではないかと思います。

連写も充分

あればあっただけ良いのでしょうが、秒間5コマで不満を感じた事は有りません

子供の運動会とか激しく動いている被写体を捉えたいと言うのであればEOS 7Dmkⅱの様な爆速連写機が必要になるかと思います。しかし、うちの子はまだまだ赤ちゃんなので必要ありません。

ちなみに連写は結構な頻度で使います
子供の視線は常に動くので記念撮影などちゃんと撮りたい時には視線を貰った瞬間を逃がさない様にバシバシ連写しています。

ISO16000は使わないでしょ

相当に暗い場所での撮影とかしない限りはほぼ出番が無いのではないかと思います。そもそもISO16000使ったところでノイズが凄くてプリントしようとも思わないと思います。

EOS 8000DでもISO6400が実用限界と言われているみたいなので、それを意識して撮っています。

僕がEOS 8000Dで撮影した感じだとISO3200でもノイズがちょっときついかなーと言う感じです。EOS 80Dではどれだけノイズ低減されているのか不明ですが、劇的な変化はないと思います。

視野率は惜しい。しかし慣れる。

EOS 8000Dは視野率が狭いです。

ファインダーからは実際に写真になる範囲の95%しか見えていません。

この画像で言うところの「グレーの範囲」が見えていない事になります。

eos8000D視野率

これ微妙なんですよねー。ファインダーからギリギリ邪魔なものを外しても、写真を確認したらバッチリ入り込んでるなんてこともあります。

でも慣れてくればきっちり排除する事は出来ます。最悪トリミングしちゃえばいいってだけの話なんですけどね!

この視野率がペンタダハミラーとペンタプリズムの差でしょうか?この視野率5%を失って165gの軽さを手に入れた感じだと思います。

まぁ、慣れですよ。カメラと仲の良いお友達になれればすぐに理解できます!

EOS 8000Dの方が断然安い!

その価格差は6万円弱(執筆時ダブルズームキットの価格)。

10万円を超えるか超えないかも購入に至るまでの大きな判断基準になるかと思います。

限られた家計の中で10万円を超えるカメラってのはなかなか手が出ませんよね。

(恐らくEOS 80D買いたい人は「EF-S18-135mm F3.5-5.6 IS USM」のレンズキットを購入するのだと思いますが。)

 

EOS 8000Dは価格では大きく有利です!

同じ予算なら6万円を浮かせて別のレンズを買う事も出来ます。

購入はレンズキットがお勧め!

EOS8000Dを購入する場合、ダブルズームキットだとレンズの持ち運びでせっかくの軽量ボディを活かせません。常に2本持つことになるので。

撮りたいものにもよりますが、子供がメインならば18-135mmのレンズで充分です。どうせ2本持つなら僕は単焦点レンズですね。

レンズキットは値段も安くなってきていて、今はちょうど買い時かもしれません。

お供に単焦点レンズもお忘れなく。

まとめ

結果、EOS 8000D買って良かったと思います!

まずはEOS 8000Dでカメラの腕を鍛えていこうと思います。

初めてデジタル一眼レフを買おうとしている方は、スペックばかりに目が行ってしまいますよね。でもカメラって機能がどうこう言う前に「腕」が一番大事ですからね。

このカメラで物足りなくなる日が来たら、次はフルサイズ機です!

デジタル一眼レフカメラは大きな買い物なので、機種選びの参考になれたら嬉しいです!

EOS9000DとEOS8000Dの比較記事「EOS9000DとEOS8000Dを比較!買い時はいつ?今から買うならどっち?」も併せて読んでみてください!
EOS9000DとEOS8000Dを比較!買い時はいつ?今から買うならどっち?
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