確定申告の時期が終わりましたね!
初めての確定申告でしたがなんとか乗り切ったものの、分からない事ばかりでした。
MFクラウドを使って確定申告書類を作成したのですが、書類の数字の意味が分かっていなかったばっかりに危うく還付金を逃すところでした。
来年以降確定申告をするフリーランスの方の為に、源泉徴収税を取り戻す際の記載方法について書いておきたいと思います。
源泉徴収税は返ってくる
僕と同じように大きい会社相手にクリエーターやデザイナーをやっている方は、お金が振り込まれる時に予め「源泉徴収」の金額分引かれたお金が振り込まれているはずです。
「そう言えば源泉徴収って何よ?」と言う方はこちらをどうぞ。

簡単に言うと所得税の前払いですね。
この源泉徴収税は普通のフリーランスならば結構な額が返ってきます。
源泉徴収税を仕分けしただけではだめ
「MFクラウド確定申告」をお使いの場合、売掛金から「事業主貸」で源泉徴収税を仕分けしても最終的な確定申告書類には転記されません。
然るべき個所に自分で入力する必要があります。
何も分からずやっていると納付済みの源泉徴収税が記載されていない確定申告書類が出来上がってしまいます。
これを持って確定申告に行くと
追加で納税が必要です!
と予想外の言葉を頂く事になります。
僕はこれにより、窓口へ2回行く事になってしまいました。
納付済み源泉徴収の記入のしかた
僕が使用しているのは「MFクラウド確定申告」なので操作の仕方はこちらのソフトになってしまいますが、確定申告書類上の記入個所は同じなので参考にしてください。
手元には年末になると取引会社から送付されてくる「支払調書」をご用意ください。
1.トップページのメニュー「決算・申告 > 確定申告」へ移動します
2.「収入・所得」タブの「【確定申告書B】 第二表 所得の内訳(所得税及び復興特別所得税の源泉徴収税額)の編集」欄に移動します。
確定申告書の該当箇所は以下になります。
3.フリーランスのデザイナーやクリエーターならば「所得の種類」には「営業」と記入してください
4.支払調書を参考に以下の項目を記入していきます。
種目・所得の生ずる場所又は 給与などの支払者の氏名・名称 |
収入金額 | 所得税及び復興特別 所得税の源泉徴収税額 |
(支払者の氏名又は名称) | (支払金額) | (源泉徴収税額) |
5.編集が完了したら保存をし、確定申告書Bを開き確認します
6.確定申告書B第二表の「所得の内訳」欄に内容が反映され、源泉徴収税の合計金額(㊹)の金額に間違いが無いか確認します。
7.確定申告書B第一表の右側の㊹欄に先程の金額が正しく転記されているか確認します
8.その下の㊽の金額が還付されるので、とりあえずテンションを上げる
9.㊼に金額が記載されている場合は残念ながら税金を追加で払わなければなりません
10.確定申告時には支払調書を添付するのを忘れないでください
まとめ
割と見落としがちと言うか、ちゃんと仕分けしているんだから自動でやってくれているだろう!と言う思い込みが甘かったです。
一回確定申告してしまっても訂正申告として期間内であれば受け付けてくれるみたいです。
源泉徴収税は年収の10%以上取り上げられていますからね。
それを取り返せないのはマジで痛い。
本当に気付いてよかったです。
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