画像を用いた説明の際によく使う「赤枠で囲む」と言う作業。
使用するソフトにもよるとは思うのですが、赤い枠線を作るのって面倒と感じた事ありませんか?
パスを使って線を引いても思い通りの線の太さにならなかったり歪んだり、ブラシで描いても角が合わなかったりします。
そんな現象が100%起こらない枠線の作成方法です!
枠線の作成方法
例えば、この画像の「はしゃいでる女の人」を赤枠で囲む作業をしたいと思います。
この人です。こんな感じにしたいと思います。
使用するソフトは「Photoshop」です。
過去バージョンはいくつまで応用出来るのかはわかりません。すみません。
ちなみに、僕のPhotoshopはCS5.5です。
まずはPhotoshopで画像を開きます。
こんなかんじです。
①読み込んだ画像の上に新規レイヤーを作成します。
ショートカットキーは「Alt」+「Ctrl」+「Shift」+「N」ですね。
透明色の新規レイヤーが作成されます。
②ツールは「長方形選択ツール」を選びます。
ショートカットキーは「M」です。
③長方形選択ツールで女の人を囲みます。
④ショートカットキー「Ctrl+Delete」で塗りつぶします。
色は何色でも良いです。新規作成したレイヤーに塗る様に気を付けてください。
⑤レイヤースタイルウィンドウを開きます。
色を塗ったレイヤーをダブルクリックするか、右クリック「レイヤー効果」を選択し、レイヤースタイルウィンドウを開いてください。
⑥「境界線」にチェックを入れて境界線の文字あたりをクリックして境界線の内容を設定します。
まず「塗りつぶしタイプ」の部分のカラーで枠線につけたい色を選択します。
しかし、このままでは角が丸くて格好悪いです。
「構造」と書いてある下にある「位置」を「内側」に設定します。
すると角がビシッとします。太さは「サイズ」の数値を変える事で好きな様に調整出来ます。
レイヤースタイルウィンドウはOKを押して閉じます。
⑦レイヤーの「塗り」の数値を「0%」にします。
レイヤーウィンドウの右上にあります。
すると、塗りつぶした色が消えて枠だけが残ります。
以上で作業完了です!
同じレイヤーで何か所でも枠が作れる
このレイヤーの違う場所を同じように塗りつぶすと同じように赤い枠線が量産できます!
1枚の画像で何か所も囲いたい時に役立ちます!
丸い枠も一発
選択ツールのモードを楕円に変えれば
丸い枠も一発で作れます!
枠の場所がずれている場合
赤枠部分を選択し、「Ctrl」キーを押しながら矢印キーで移動が出来ます。
または、選択して「Delete」してから新しく選択範囲をとるのも効率的です。
まとめ
短縮出来る時間は微々たるものですが、積もればなんとやらです。
効率化って素晴らしいです!
機会があったら試してみてください!
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